2012年7月4日水曜日

いじめについて

おそらくはニュース関係がきっかけでしょうけれど、TLで話題だったので二言三言言わせて下さい。

1.いじめは撲滅不可能です
2.いじめられる原因はあります。ただし、それに妥当性はありません

3.いじめられる側に責任はありません

では順に。


1.
これまでの人類の歴史を考えるに、いじめが無くなることはありえません。
いじめる側は、社会集団内で苛められる相手の立場を相対的に下げること自体が重要要素です。
これはおそらく本能のようなものです。
人間は社会集団の中でしか実質的に生きられません。
ですから、ある程度の規模で出自の異なる集団を集めたらいじめの発生は避けられません。

2.
いじめのターゲットに誰が選ばれるか、それはランダムではなく、何らかの原因があります。
しかしそれはいじめられる側や第三者から見れば、全く妥当性を欠きます。
”劣っているから”がというゲスな理由だけでなく、”優れているから”という嫉妬もあるからです。
またいじめられる側に何らかの落ち度がある場合も、イジメは過剰な攻撃と言えます。
この場合は私刑・リンチと言えるでしょう。
逆に、”どのような理由があれば苛められない”か。
これは簡単です。
いじめを行うことによって、自分に手酷い不利益がある場合です。

「相手を苛める」→「相手の方が力が強く、反撃で大怪我する」
「相手を苛める」→「相手の親の権力で、自分が学校を出て行く羽目になる」

こういった流れが確定している相手をいじめ続けようとは思わないでしょう。
パワーハラスメントなども同じです。
反撃されないと思っているから相手を苛めるのです。
つまり、いじめられないためには『自分をいじめると酷い目に遭う』と相手に分からせればよいのです。

3.
さて、2の赤文字を見て、「なんだ簡単じゃないか」と思った方。
 もし居たら、あなたは何も分かっていません。
 いじめの発生する環境には、さまざまな環境があります。
 弱い立場に生まれた場合、どう頑張っても無理なものは無理です。
 母子家庭に生まれ、病弱で、生活保護でなんとかぎりぎり生活しているだけとしたら?
ちょっと想像力があれば、いじめられないための対策がほぼ取れないことが分かります。
 というわけで、いじめられる側に責任は一切ありません。


 いじめる側に問題があります。




さて。ではどうすればいいか。
私は早期発見・早期対処が重要だと思います。
そして、早期発見できた場合はそれを良いチャンスと見なして、しっかり教育することが大事だと思います。
 ・いじめが不幸の連鎖であること
 ・いじめの問題点
をしっかり教育する必要があります。
そして、
・なぜいじめる側がいじめをやりたくなるのか
・いじめられる側が反撃が難しいのはなぜか
・いじめで得られるものが何か
・いじめをやりたい気持ちをどのように避ければよいか
を教えなければならないのではないかと思います。
そしていじめを行った子に重すぎない罰を与え、いじめられた子にいじめた子を許させることも必要ではないかと思います。


そしてもう一つ。

ゼロリスク信仰ヤメロ

「我が校にはいじめなんてありません」なんて校長に言わせるな。
それを求めるな。

「我が校ではいじめが発生しても早期発見・対処し大きな事故を起こさないように努めます」
でいいじゃないか。

と。

以上。

P.S.思っていることを書き散らしただけだけれど、文章長くなるナー。
P.S.2.いじめって根深いから、学校だけ、家庭だけで解決するのって難しいよね。教師に解決の全責任負わせるとか無理だし。

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